犬とは

~リタイアしたサラリーマンへ~

~子供のいないご夫婦へ~

~育ちざかりの子供たちへ~

 

現代は、便利・スピード・システムなどのキーワードで大事な心の育成が損なわれ不安が増大しています。

人が生きていくうえで一番重要なことは、

より多くの人々とコミュニケーションをとれるようにすることです。

心を育てるためにはコミュニケーションはとても大事です。

コミュニケーションの少ないまま物質やお金などの数字を求めることは争いの原因になります。

それらの心の歪みの修正をしてくれるのがペットであると思います。 

傷ついている人の心のどこかに犬が作用し愛嬌をふりまく。

犬は心のドクターです。

紳士・淑女 ~人生と犬たち~


犬の幸せとは人間がいつもそばにいて生涯最後までお付き合いしてあげることだと思います。

犬と心から信頼し合う関係を貫くことのできる人が、本当に完成した人間つまり紳士淑女ではないでしょうか。人と犬との関係を私は次のように考えます。


ルシェンヌ  完成した身体や精神を分かち合い、ともに生きることを考えます。

人間にはない犬の不思議な魅力が人々をひきつけます。

互いに自立した人格犬格を持ち、認め支え合う。

犬は生涯を共にできるパートナーであり、この関係が紳士淑女のステイタスです。


ファミーユ(家族)日常生活の中で身の回りのお世話をし、

それを心から喜んでくれる姿に私たちは生きがいや幸せを感じます。

家族が注ぐたくさんの愛情に犬たちは懸命に応えます。

例えば犬が耳をかゆがっているとします。

犬の生涯にとって最善の医療を選択するにあたり二つの考えがあるはず。

かわいそうという人間の感情を優先させて医療を選択するのはファミーユといえるでしょう。


ルシェンヌファミーユどちらの関係性が犬たちにとって幸せなのか、それは犬たちの心が決めることです。

しかし私たちも犬とのかかわりをどのようなものにしたいのか?を考えながら生活することで、

互いにとっての幸せな姿が明確になり、犬と私たちの関係をより深いものにすることができるのです。


幸福 家族


我が家にやってきた犬(つまり自宅出産以外の犬)が本当に家族になれるまでには六年かかります。

不安を抱えた犬が安心できるような環境作りをしていくことは

その犬の性質や生き方を決定する重要なことで、些細なことも軽視してはいけません。

犬は私たちが思うよりも環境適応能力が低いのです。


生まれ方


犬の性格は妊娠期の胎教の影響があります。

母犬の心に起きたことが胎児の心に連動するため、妊娠期の母犬の生活環境がとても重要です。

よい環境を育てるのは犬の性質を決め、その後愛される犬になるかどうかを決めるのです。

授乳期は妊娠期に比べて母犬を通して外の刺激を直接受けるため、

性格的な素質の良い面も悪い面も崩してしまうので厳密に育てる必要があります。

食べる・寝る・排泄する・暑さ寒さ・外敵刺激を避けるなどの、

子犬が一人でできないことの世話を親として人間が施してやることが必要です。

 

育て方


健康な体を作り健康に生涯を終えるためには日々の食事が重要です。

犬は動物性たんぱく質を分解してエネルギーにするため、

十分な動物性たんぱく質を分解できる体でなければなりません。 

それができるかどうかは離乳食の与え方に大きく影響されます。

離乳食の与え方には重要な要素がたくさん含まれています。

のちの摂食障害や栄養障害の原因になるため、厳密に離乳プログラムをこなさなければなりません。

食材については、化学薬品の少ない安全で安心できる食材を選択することも重要ですが、

犬には与えてはいけない食材もありますので正しい食材選びが必要です。

こうした考えに基づき犬や猫と暮らすこと。

動物たちと私たちの本当の幸せがここにあります。